パソコンはノートとミニに収斂していく?

最近は、ノートパソコンと古いサブのデスクトップしか使っていない。

メインデスクトップはRyzen7 5700x・32gb・Nvme500gと1tbにGTX1070と

まあまあのスペックのパソコンなのではあるが使っていない。

メインデスクトップはゲームをしていたときは使っていたのであるが

最近は、ゲームをしていないので動かすことがなくなってしまった。

そうなると、特にマシンスペックはそこまで必要ではなく、だいたいのことは

ノートパソコンなどで事足りてしまうのだ。

今やっているゲームはメメントモリとかの軽いゲームばかりで

言ってしまえば、どんなパソコンでも動いてしまうほどのゲーム

ばかりやっている。なんならスマホで事足りる。

 

動画編集や重いゲームなどをしない限りもうパソコンのスペックはそこまで

気にする必要がないほどの能力を持ってしまっている。

最近のノートパソコンなどはボリュームゾーンが4コアから8コアで、もうCPUは

デスクトップパソコンと大した違いがないほどである。

ミニパソコンも多くは、ノートなどに使われるCPUであるが同じく能力は

普通のデスクトップパソコン並みに能力がある。

 

違いかあるとすれば、GPUである。グラフィックカードは電力消費が激しく

大きな電源と発熱を抑えるためのクーリングシステムが必要になる。

どちらも、物理的に小さくすることが難しくどうしてもノートパソコンや

ミニPCには収めづらい。もちろん、ゲーミングノートなどもあるのだが

価格がとても高く、かつ結構無理をしていると言わざるを得ず

小さなファンを高速で動かすので結構な音がする。

そして、やはり価格の割にはデスクトップのGPUには敵わないのである。

 

あまり最近話題になっていないのではあるが、一つの方法に

FeForce NOWというクラウドサービス型の方法です。

これは、クラウドサーバーに複雑な画像処理や演算処理をしてもらい

自分の持っているパソコンやスマホには映像だけを映す方法です。

つまり、映す処理だけをしているのでシステム要件を見るとGPU

程度で大丈夫なようである。

相当古いパソコンでなければ、だいたい動くのではないかと思われる。

ただ、問題が2つほどある。

一つは、サブスクリプションなので月々の料金がかかる。

もうひとつは、ネット回線がそれなりに高速である必要があり、また

Ping値(応答速度)の品質が良くないとだめなのである。

つまるところ、光回線などが最適解になってしまう。

平たく言ってしまえば、結構お金がかかるのである。

 

もう一つの方法として、GPUの外付け化をする方法である。

ミニpcやノートパソコンのUSB-Cを使ってeGPUと繋いで

画像処理をする方法である。USB-Cであればなんでも良いわけではなく

Thunderbolt3などに対応していなければならないのだが、

この方法であれば、普通のGPUを利用できるし、サブスクでもないので

月々の料金がかかるということもない。また、GPUそのものの交換

などもできる。

ただ、eGPU本体が結構高いし、やはりそれなりの大きさもある。

なので、あまり話題になっていないし広がりもないように思う。

 

ただ、ノートパソコンにしろミニpcにしろいまのデスクトップのCPUでは

たいした違いがないところまで来ているので、もしかしたらeGPUは

これから流行ってくるのではないかと思ったりもします。

ゲームしたいときはeGPUに繋いでゲーム、事務処理や動画を見るときは

外して普通に使う。こうすれば、電気的にも、場所的にも

優しいものとなります。

 

ただね、パソコンの一つの問題が・・・規格です。とくに、USBの規格は

魔境のようなものです。パソコンに詳しい人ならば、そう苦慮することも

無いのかもしれませんが、普通の人には何が何やらわかりません。

映像の規格・音響の規格・PCIの規格・SATA規格・電源規格などなど

パソコンって意外と知っておかなければならない規格が多くとくに件の

USBは最悪です。

 

ただ、まぁ未来のことはわかりませんがThunderbolt3的な規格がどの

パソコンにも付随するようになっていけば、eGPUみたいなものが

主流になるのではないかと思ったりもしています。

そうなれば、デスクトップみたいなでかいパソコンは淘汰され

ノートパソコンやミニPCに収斂されていくのではないかと思っています。