いまだ現役、Intel第四世代
2025年10月14日にWindows10のサポートが終わります。サポート延長するためにマイクロソフトに課金をすれば、三年ほど延長できるようです。企業などはなかなか移行できないシステム等で利用する場合もあるとは思うが、個人利用はあまり現実的な方法だとは思えない。そうなると、方法はWindows11に移行すればよいのですが、少し前のパソコンではWindows11を導入することができないようになってしまった。Intelなら第7世代でAMDならRyzen第一世代は足切りされてしまいました。ただそのなかにあっても、新しめのパソコンならばメールやネット・動画など普通に利用できるほどのパフォーマンスは持っています。Windows10終了に当たって、主に個人ではあると思うが、対策は6個ほどある。
1、Windows11正式対応のパソコンを購入する
2、Windows11を古いパソコンに強制的に導入する
3、ネットにつながずWindows10をそのまま使う
4、全く無対策のままWindows10を使い続ける(危険)
5、Linuxなどの別のOSを導入する
6、パソコン使用をやめてスマホなどで代替えをする
現実的な答えとなるとやはり、1、のパソコンの買い替えということになるとは思います。Amazonなどで売られているminiPCには2万円程度で普通に使うには問題ないほどの能力をもったパソコンが売られていますし、ノートパソコンでも6万円程度でやはり普通に使えるものが売っています。ゲームや動画編集となるとやはりそれなりの価格にはなりますが、これはグラフィック関係の部品がかなり高額でどうしても高くなる傾向があります。しかし、miniPCの2万円でも惜しいという人は少なからずいるのではと思います。なにせ、現在過不足なく利用できているパソコンを持っているのなら、なにもわざわざお金を出してパソコンを買いたくないというのも納得の理由です。
そこで、次の現実的な方法として2、のWindows11の強制導入あるいは、5、のLinuxなどの導入ということになると思います。ただ、2の方法にしろ5の方法にしろ多少パソコンに詳しくないと些かハードルが高いのも事実でははあります。難しい・・・のかと聞かれれば、そんなことは無いと言いたいのですが、これは何とも言えないところがあるところで、難しくないこともないし、簡単とも言い切れないところがあります。ある程度パソコンに詳しい人に教えてもらえる或いは、かわりに導入してもらえるということであれば、特に2の方法であればわりとすんなり移行できるのではと思います。LinuxはやはりOSが変わるので、使用感などが変わるなどで多少とっつきにくい部分があるかなと思います。慣れてしまえば、それほどでもないかとは思いますが、ただ使えないソフトなども出でくる場合があるのでやはり多少敷居が高いかも知れません。
しかし今回はあえて、2の方法のWindows11の強制導入を考えてみたいと思います。導入方法については、ネットで調べる、詳しい人に教えてもらう、かわりに導入してもらうという前提でお話を進めていきますが、私が現在使っているパソコンは、富士通のPRIMERGY TX1310 M1というサーバー用のパソコンにWindows11を導入して普通のパソコンのようにして利用しています。CPUはIntel® Xeon® Processor E3-1271V3という、世代で言うと第四世代でcore i7の4770kと同程度の能力です。現在のパソコンから見たら決して能力が高いパソコンではありません。だからと言って能力が低くて使い物にならないかと言えばそんなことは無く、ネットやメール・動画視聴・オフィスなどは全然問題なくできますし、ゲームや動画編集などもGPUの能力にもよりますが、ある程度はできると思います。もちろん、最新のハイスペックPCには到底及びませんが、基本的な使い方であれば大体の人にとって不満はないのではないかと思う。少なくとも、私は特に不便を感じることは無く使えています。故にこれを、Windows11が使えないからと言ってむざむざ捨ててしまうのは忍びなく、強制的にWindows11を導入してみたというが動機でした。Linuxでもよかったのですが、ゲームなどをするとき多少手間がかかる場合があったり、あるいはできないこともあるので今回はWindows11にしてみました。導入方法は割愛しますが、実際にWindows11を導入して何か不具合が出たかというと、一切そういうこともなく普通に使えています。これは個々のパソコンの利用状況や状態などによるので問題が出ないとは言い切れませんが、だいたいは問題は出ないのではないかと思います。ただ、マイクロソフトは非対応のパソコンはサポートしないので、非対応パソコンがいずれ問題が出る可能性はあります。実際にWindows11の次のバージョンアップに伴いIntelCPUの第一世代Nehalemより前の世代はWindows11がバージョンアップができないようになっているようです。なので、いずれどこかの地点で非対応パソコンが利用できなくなることもあるかもしれません。ただ、その時はもう諦めて新しいパソコンを買うかあるいは、LinuxなどのOSに変更して使うということもできます。とにかく、少しでも長くいまのパソコンを使いたいとお思いの方は、いろいろな方法があると思うので、あきらめずに挑戦してみてはどうかと思います。